君は私のサンタさん*
思いは膨らむ。





あ、先輩だ――――





後ろ姿から分かる。





「ちょっとごめん!」





友達にそう言って、先輩の元へ駆け寄る。





「せーんぱいっ!」




「よぉ、愛心。」




嬉しくって顔を覗く。




あれ、顔赤い?




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