pure
考え込む私を見て、優君が

「バスケでいいんじゃね?」

と頬杖を着きながら言う。

「オッケー!」

優君の言葉を聞いて、仁君が席を立つ。

「え?無理だって!」

私は焦って仁君に言うけど、仁君は体育委員の内藤君がいる教壇に向かって行っちゃった・・・・


「大丈夫だって。俺らいるし。」

と優君。


って優君もバスケってこと?









黒板に小林・大野・木村と書かれた。

その後、なぜかバスケ希望の女子が増えた。

人数が多くなったおかげで、補欠って枠も出来たみたいでホッと胸をなでおろす。










更衣室で着替えているときに、体育の授業で仲良くなった瀬川喜美ちゃんが着替えながら話してきた。

「ね!ひなってバスケでしょ?私バレー!!」

喜美ちゃんは内藤君と一緒に体育委員。

ベリーショートで運動神経がすっごく良くて。男の子みたいな性格で、クラスでも男の子といる方が多い。

「そうなんだけど・・・」

うつむきながら言う私の背中をパンッと叩いて、

「大丈夫!球技大会なんて遊びみたいなもんだよ!特に3年はね。それにバスケの女子は8人もいるし!補欠もあるよ!。」

いつも体育の授業は一緒にいるから私の運動神経について把握している喜美ちゃん。

「そうなの?」

振り向いた私にニヤッという笑みをしながら

「それにしても、大野と小林って字見てから女子のバスケ希望者が増えたんだよね~・・・・・」

「・・・・・・・」

やっぱ人気あるよね。あの顔だし。

のわりに告白されたりって話しは聞かないけど・・

「虐められたらすぐ言うんだよ。」



私の頭をなでながらにっこり笑って喜美ちゃんは言う。

なんかお姉ちゃんみたい。



「ハーイ。」

笑顔で返事をした。



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