pure
みんなが思い思いにボールを使っている。

その中で

優君と仁君。二人でボールで遊びだしたけど・・・・

二人ともめちゃくちゃうまいんですけど・・・・

ずっと二人の様子を壁にもたれて見ていた。

「あ!」

ボールを持っていた優君がこっちを指差す。

「なに?!」

びっくりした仁君がこっちを見た隙に

仁君のガードをするっと抜けてリングめがけてジャンプする優君。

ザッと音を立ててリングに入るボール。

「あっ!今のずりー!」

「だまされるお前がわるい」

「なっ!今のナシっ」

「うるさい、続けんぞ!」

ギャーギャー騒ぎ出す仁君。

ケラケラ笑ってる優君。

あんな笑ってる優君はじめて見る。





あの二人仲いいなぁ・・・




するとその二人のそばにバスケを選んだクラスの女の子たちが近寄って話しかけてる。


何話してるかは聞こえてこないけど・・。

すごいなぁ・・男の子に自分から話しかけるなんて・・・・・



そう思って見ていると、話しかけられた優君から笑顔がなくなった。

まぁ、彼の人見知りの激しさは私よりすごいからなぁ・・・・


あれ?仁君も不機嫌??

女の子としゃべってるんだけど、いつもの笑顔が無い・・・・



そのとき、


バサッ



私の元に何かが飛んできた。



あわてて両手を広げて受け取る。

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