わたし、あなたのこと諦めます。



おっ!瑚晴発見


後ちょっ……


無理だ!


もうクタクタ………


すると瑚晴が偶然にも後ろを振り向いてくれて


私に気がついた。


「紗耶!?何やってんの?そんなとこで……」


「もう……時間がなくて……はぁ…もうスピードできたら……はぁ……疲れた」


「ぷっ、当たり前でしょ」


笑わないでよー!


そだ、瑚晴に相談したいことがあったんだった。


息を整えて……ふぅ


「瑚晴、相談があるんだけど……」


「ん?なに?
紗耶が相談だなんて、珍しいね」


「実はさぁ……」
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