君の世界
メインに仕込んだ鴨のパイ包み焼きをオーブンに入れる。
サラダもパンもスープも出来ているから、パイが焼けたら食事だ。
「直人…これでいいか?ってずげぇ~いい匂いだなぁ~」
答案に書き込まれた内容を見て、いくつか説明を加えて直す。
「幸雄にしてはまあまあだな…」
僕の皮肉にも嬉しそうな幸雄
「嬉しくて兄貴にも電話しちゃったよ!」
兄貴とはいつぞやのゴツイイケメン…
トントンッ
ノックに出ると、噂のイケメン兄貴がいた。
「幸雄は?」
「いるよ。」
「入っていいか?」
「どうぞ…あんたも一緒に食べる?」
ちょうどパイが焼き上がったところの訪問だった。
「…あぁ~長居は出来んが…」
結局三人で食事をすることになった。