黒色女子を個人授業
ショップやレストランなど商業施設の多いこの駅は、休日とあって、普段より一層賑わいを増していた。

そんな人混みの中を掻き分けて、彼が歩いてくる姿が見えた。


わーっ!

どうしよう、なんか恥ずかしい。

私は綻んでしまう口元を抑えた。


私服の彼は新鮮だった。

ワンポイントの入った白いシャツにネイビーのブルゾン、下は明るいグレーのジーンズ。

どれもカジュアルに気こなすアイテムなのだが……


なんか高級感を感じるのはなぜだろう?

ブランド物かなあ? それともモデルがいいから?


これからこの人の隣を歩くのだと考えると、プレッシャーだ。
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