偽フィアンセは次期社長!?
「で、あたしの必要性が分からないんですけど……」


「そこでお前の出番だろーが!
俺のフィアンセってことで、アイツに紹介する!」


「……はぁあ?」


あ、また心の声が漏れてしまった模様。


いや、でも漏れるでしょ。


「課長……その作戦には思いっきり弱点があります」


「お前のその通勤服だろ?」


「違います!!」


息を大きくスゥッと吸い込んでから一気に言ってみる。


「その作戦で成功するのは、課長のお相手が、その娘さんも納得するくらい、容姿端麗、才色兼備、尚且つ眉目秀麗えーとそれから……」


「言わんとすることはわかった、因みに眉目秀麗は男に使う言葉な」


なーるほど!……って、ちがーーーうーーー!!!

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