偽フィアンセは次期社長!?
「だけど……あんな酷いことしておいて、結局結婚もうまくいかなくてしれーっと戻ってきて……しょぼいオトコだね、あいつ。
結婚しなくて正解だったよ、仁美」
那由子は全部を知っているから、とっても楽。
「……ありがと」
「それに引き換え……るのも勿体無いけど、課長さんは凄いよね。あたしも助けてもらったし」
くるり、とお腹を優しく撫でる仕草は、すでに優しいお母さんの雰囲気。
……那由子には、あたしの本当の気持ち、どんな風に映っているんだろう。
あたしには、恋をする資格が残っているのかな。
『あかずきんちゃん』でいられる時間は、しばらく作れそうにない今、他で気持ちを発散することも出来ないし。
何をしていても、最終的に気持ちが課長に向かってしまうと言うか……
これじゃ、まるで……。
あたしは頭を左右に振ってから、シュークリームを食べた。
結婚しなくて正解だったよ、仁美」
那由子は全部を知っているから、とっても楽。
「……ありがと」
「それに引き換え……るのも勿体無いけど、課長さんは凄いよね。あたしも助けてもらったし」
くるり、とお腹を優しく撫でる仕草は、すでに優しいお母さんの雰囲気。
……那由子には、あたしの本当の気持ち、どんな風に映っているんだろう。
あたしには、恋をする資格が残っているのかな。
『あかずきんちゃん』でいられる時間は、しばらく作れそうにない今、他で気持ちを発散することも出来ないし。
何をしていても、最終的に気持ちが課長に向かってしまうと言うか……
これじゃ、まるで……。
あたしは頭を左右に振ってから、シュークリームを食べた。