偽フィアンセは次期社長!?
「眉間にがっつり皺寄ってるけどいいのか?」


目の前に急に課長の整った顔が現れて、


「うわああああああああああっ」


思わず叫びながら後ろにのけ反る。


「お前、そこは黄色い声でキャーだろ、普通」


「……すいません」


いや、謝るのもどうかと思うんだけど。


そうか、皺寄っちゃってたか。


そんなあたしの前に、どんどん食べ物が並べられていく。


ハムとチーズのホットサンド、ローストビーフのサンドイッチ、オニオンリング、フレンチポテト、からあげ、チョコチップスコーン…………


「な、なんかやたらボリューミーじゃないですか?」


「いやー、二人分つって頼んだら色々聞かれて後輩のパシリだぜ!みたいな話をしたら『若い子は一杯食べないとですよね!』とかなんとか」
< 283 / 347 >

この作品をシェア

pagetop