悪者女子の恋心!
「…なぁ、」

口を開こうとした途端、万雄がニカッと笑った。


「だーいじょうぶよー。咲ちゃんは実質知らないし、菊乃は咲ちゃんと決定的に違うしね♪」


バンッと背中を叩かれる。

「サンキュ」


「良いってことよ♪さーさー凜!愛妻朝ごはん食べに行くよー」


万雄は結局分かってるんだ。

チャラけてるけど、人をよく見てる。


俺は手早く制服に着替え、カバンを取って万雄に続いて階段を降りた。
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