剣道部の私とサッカー部の彼

私が考えてるに構わず、藤井拓海は話かけてきた

「ねぇ、今日の放課後1試合してよ!」

私はこいつが言ってることがさっぱり理解出来ない。

「えっ…?」
そんな会話をしていたらいつの間にかホームルームが終わっていた。

少したってから私の席に里緒菜が来た。

「どうしたのぉ~?」

「あっ、えっと、その…」私がうじうじ言ってたら藤井拓海が言った。

「今日の放課後、瑞菜ちゃんと試合すんだー」
里緒菜の目が点になった。

「藤井君何言ってるの?瑞菜は県大会にまで出てるんだよ?」

「うん。知ってるよ、だって俺も県大会の試合にでる予定だったからね。」

その場の雰囲気は固まっていた。
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