魔妖館~another story もしも僕らが普通の学校生活を送っていたら~
そんなことを思いながらドアを開けた
ガラガラっと音を立てて開くと同時にみんな…というか9割の人がこっちを振り向いた
ほら、これが痛いんだって
本鈴ギリギリと言うこともあって担任の先生と思われる人が教卓の前におり
「佐奈鬼くん席に着きなさい」と僕を注意した
注意されると笑いがおきた
羞恥心を感じながら席に着く
僕の席は窓際の席だった
桜が散り、地面に落ちていった