ずっと側にいてもイイですか?
田山くんが大好きです。
〜福井葉月編〜
田山くん。私にとって特別な人。
田山くんは私のことどう思ってるのかな?
でも、聞くのは恥ずかしい!!
生徒会室に残って一人で残ってるといつも田山くんが手伝ってくれる。優しい男の子。今日は、生徒会室じゃなくて教室で残って日誌を書いてる。日直だからね。ガラッと開いた扉。
田山くんだ。田山くんは息を切らして私にゆっくり近づいてくる。
私の座高の高さに合わせて、かがんで目線を一緒にして、
「福井さん。いきなりごめんね。俺、
今日は言いたいことがあったんだ。来 週の日曜日。参考書買いに行く時今の 関係のままじゃなくて、恋人としてデ ートとして行きたいんだ。俺と付き合 ってくれませんか?」
田山くんが私の彼氏!?信じられないよ。そしたら、目から涙が止まらなくて、
私は震えた声で、「はい。田山くんが大好きです!」
そういうと、田山くんがニッコリ微笑んで、親指で私の涙を拭いながら、
「葉月、愛してるよ。」
って言って優しく抱きしめてくれた。
恋っていいな。
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