feelings~狼くんのお姫様~
「んっ?」

あっ、起こしちゃったかな

「星花…?」
 
「おはよう、凌也」

凌也が目を覚ました

「よかった………」

安心した顔をしたかと思うと凌也は

苦しそうな顔をする

「凌也?なんでそんな苦しそうなの?」

「俺はお前を守れなかった
 連れ去られて、こんな怪我をさせて
 守るっていったのに!」

「なにいってるの?
 凌也は守ってくれた。
 来てくれたじゃん」

ほんとに凌也に会えたことは奇跡なんじゃないかとおもった

こんなにきてほしいときにきてくるなんて
運命だろうって

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