シャインプリンセス
大事な君が
光の話が終わると、
部屋は重たい空気に包まれた。
光はずっと…
こんな残酷な運命に縛られていたなんて…
少しでも気づいてあげられなかった、
自分がうざくなってくる。
涙が次々に溢れて止まらない。
光は泣いてはいないものの、
辛そうに顔を歪ませている。
なんて声をかけてあげたらいいか、
全然わからない。
下手に慰めても、
光にはきっと伝わらない。