Sweet Christmas Eve♪
ケーキ屋さんはやっぱり混んでました。
でも並びさえすれば買えるのでよかった。
絶対にここのケーキ食べたいもん。
「お、高原」
「あ、杉下君」
私の3番前に並んでいたのはクラスメートの杉下君。
杉下君が間にいた2人のおば様に順番を譲り私の前へ。
「高原もここのケーキか?」
「うん。杉下君も?」
「あぁ。お袋と姉貴の命令でね。女ばかり並んでるから嫌だって言ったんだけど聞く耳持ってない。でもよかった」
「えっ?」
「あ、いや、高原がいたから」
「えっ?」
「あ、し、知り合いが一緒ならそんなに恥ずかしくない」
「あ、そ、そうだね」
杉下君はどうも私に好意を持ってくれてるようなんだけど。
夏休みに抱きしめられたし。
私には『好きな人がいる』って言ったんだけど。
樹によると『まだ諦めてないようだから気をつけろ』って言われてるんだけど、どうしたらいいのよ。
同じ仲間だしこうして会っちゃうことだってあるんだし。