Sweet Christmas Eve♪



晩御飯を済ませて片付けて

「はい、お待ちかねのケーキですよ」

リビングのテーブルにケーキとコーヒーを。

「誰も待ってないけど」

ぼそりと。

本当に一言多いって言うか嫌味っぽいんだから。

「ローストチキンとケーキ食べなきゃクリスマスじゃないじゃない」

「お前、クリスマスの意味知ってんのか?」

「キリスト様の誕生日」

「それを何故クリスチャンでもないのにすんの?それに本来なら教会に行ってだな」

「あ~もういいから」

何でこんなことを言われなきゃいけないのかしら。

「私は許容範囲の広い日本人ですから12月にはクリスマスをするし1月には初詣に行きます」

それが正しい日本人よ。

「開き直った」

「悪い?」

「いいや、悪くない。まぁ、俺もクリスチャンでもないし熱烈な仏教徒でもないし。ので、ん」

樹が差し出したのはラッピングされて赤と緑のリボンがかけられた小さな包み。

「えっ?こ、これって」

私の手のひらにに乗せられた包みと樹に交互に視線を走らせて

「クリスマスプレゼントだ」

クリスマスプレゼント!?






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