不思議な6人組
 「なるほどね・・・」

ちらっと龍哉以外の4人を見た。
皆顔が整っていてかっこいいといえばその分類に入るのだろうけど、仕事とができるできないは関係ないのだろうか?
否、この投票を決めた人は誰なのだろう。

 「はー」

 「おい品乳、なんだよその視線は」

 「あなたの耳についているピアスが外の太陽を反射してまぶしいのよ。こっちを向かないでくれるかしら」

 「あぁ?ピアス開けてねぇお嬢様にはわかんないことだろうな。っは」

 「開けてるだけでずいぶん偉そうなのね」

 「あん?てめぇーな「誠五月蠅い」

まだ何か言いたげだった誠が龍哉の一言によって静かになった。

き、気を取り直して龍哉に説明してもらおうと思ったら

 「説明しなくても明日になればわかる。帰るぞ」
自己中生徒会長によって今日は解散となった。
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