よくばりな恋
「し、斯波先生?」
払いのけるのも失礼なのかと思い、少し頭を後ろに引くと、今度は二の腕を掴まれて強く引かれた。訳のわからないわたしはいつのまにか斯波先生の足の間に座らされてしまった。背中に感じる斯波先生の気配が近い。



な、なんでっ?


軽くパニック状態のわたしにお構いなしで、今度は頭の上に顎をのせられる。


「あー・・・・・ちょうどいいサイズ」



うぇっ?人間びっくりしすぎると声が出ないことを初めて知ったよ。なに?これ普通?処女にはわかりません。


「オヤジの話しにたまに出てくる女の子がアンタだったんだね。そら可愛がられるわ。アノ人犬やら猫やら小動物好きやから」


しょ・・・・・小動物?!

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