生徒会長に恋しちゃうなんて
しばらくしたら、美紅が
来た。

自分から話しかけようとしても、
言葉が喉に詰まって出ない

そんな時美紅がおはようと
言ってくれた。

やっぱり美紅は美紅だ。
私が話しかけなくても、
話しかけてくれた。

嬉しかった。
喉に詰まっていた、言葉も
ちゃんと出てきた。

私は美紅に殴ってもらった。
殴ってもらう程度の痛みじゃ
なかったと思う。
美紅はもっともっと苦しかったと
思う。

でも、そんな中で美紅は
自分も殴ってと言ってきた。

正直びっくりした。
美紅はなにも悪くないのに、
私が全部悪いのに……

でも、美紅はきかない
やっぱり美紅だ
また、思った。

だから、私は美紅の事を
殴った。というよりビンタした。

そのあと、痛いねって、
笑えた。

そんなささいなことが
すごい、嬉しかった。

でも、すぐに誰かきて、
私と美紅は離れた。

ガラガラとドアが開く音がして、
ドアの方を見ると、

みほがいた。

1番美紅を傷つけてる人といっても
おかしくない

みほのずるいところは、
自分でやらずに私達にやらせるところだ

でも、それも今日でおしまい
美紅を傷つけた事を後悔させてやる


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