sunshine of my life-切ナイ恋物語-
まゆと会ってから
俺の家の近くの公園のベンチに腰掛けた。



眼帯をしているまゆは
うまく距離感がつかめなかったから
手をひいて歩いた。




ベンチに座ってから
まゆの傷を近くでみると
あまりに無残で直視するのも厳しい。




だけど俺は
まゆと関わった男たちと
縁を切らせなくてはならないから
早速話をし始めた。




俺はまゆのことが好きで
昨日も言った通り
1からやり直したいということ。




それを伝えたら
まゆは頷いて、
俺の気持ちに応えてくれた。



痛々しい顔で笑顔になるまゆを見ると
胸がズキズキと傷んだ。
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