イケメンヤンキーに愛されて

「へぇ~、ガキがよくそんなこと言えるな」

腕と足を組んで、にやりと笑いながら余裕で対応する翔君。
しかし、姫ちゃんも負けていなかった。

「だから、ガキって言うなって言ってんでしょ?うるさいわよ、じじい」
「あぁ?誰がじじいだと?もっかい言ってみろよ、ガキ」
「もう一回言ってあげましょうか?じ・じ・い!」
「黙りやがれ、クソガキがー!」
「なんですって!?」

放っておくと、殴り合いの大喧嘩になってもおかしくなかった。
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