三日恋〜晴と雪の恋物語〜
そんな事を考え、拳を握りしめていると、
「遅くなっちゃってごめんね」
と、幸のお母さんが戻って来た。
「お茶でいいかな?」
幸のお母さんは水滴の付いた500mlのペットボトルを見せる。
「はい。大丈夫です」
と頷くと、それをそのまま俺に渡してくれた。
「ありがとうございます」
そう言って受け取る。
「お菓子とか何も無いんだけど、ごめんね」
幸のお母さんはそう言いながら俺の向かい側に腰を下ろした。