三日恋〜晴と雪の恋物語〜
「なぁ幸、ホントに大丈夫か?顔色が悪い気がするけど」
「大丈夫!」
顔を覗き込んでくる晴斗からパッと離れた。
「学校楽しかったけど、ちょっと疲れちゃったのかも!土日挟むし、ゆっくり休むから!バイバイ!」
ちょうど晴斗の家の前まで来たので、私は勢いよくバイバイをして、そこからは早足で歩いた。
零れそうな涙を堪えながら。
胸の痛みを我慢しながら。
晴斗の視線を感じながら。
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