三日恋〜晴と雪の恋物語〜

やっぱり


土日が終わって再び学校が始まる。


「はよ」


「おはよう晴斗」


迎えに来た晴斗に笑顔を向ける。


「荷物の整理終わったのか?」


「うん。だいたいね」


この土日、二日間とも晴斗は家に来てくれた。


けど、私は部屋で荷物の整理をするからと、どちらも断った。


何だか会いにくくて、何だか私は晴斗の側にいていいのかってかんがえてしまって。


そんな時、赤石さんの姿が浮かんでくる。
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