三日恋〜晴と雪の恋物語〜
「ただ、あそこから海を眺めてただけだよ……」
「そ、だったんだ……ごめん」
急に晴斗がしおらしくなっちゃうもんだから、あたしまでしおらしくなっちゃった。
「とにかく、風邪引く前に上がるぞ」
そう言うと晴人は一人で岸の方へ行ってしまった。
乙女を置いて行くなんて酷い!
けど、今そんなこと言える空気じゃないのは重々承知。
あたしも晴人の背中を見つめながら、岸の方へ向かった。
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