偽装シンデレラ~続きはオフィスの外で~
「・・・」

小陽さんの強引な誘いを断り切れず奈那子が購入した水着姿で現れる。

ジッと見ていたらヤバそうな気分になりそうだったから無関心を装って一瞥するとすぐに顔を逸らした。

俺よりも兄貴の方が奈那子の水着姿を眺める始末。

水着の上にパーカー位羽織っとけよ。全く…無防備なオンナだ。

4人でテーブルを囲み、ワインでカンパイした。話題は俺と奈那子の初夜の話。

俺と同じぐらい小陽さんと結婚するまでは遊び人だった兄貴。

小陽さんが処女で、自身が初恋の相手だと知った兄貴は彼女を溺愛するようになったが…エロい所は独身時代と変わっていない。

俺は兄貴のエロ視線から奈那子を守る為、一緒にカバナから出た。

そして、奈那子に自分の着ていたパーカーを着せた。






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