偽装シンデレラ~キスの続きはオフィスの外で~
俺は少しだけウトウト眠ってしまった。ふと目を覚まして隣を見ると、奈那子の姿がなかった。

「!!?」

奈那子はプールの中に入って柚希さんと抱き合っていた。

「な、何があったんだ!!?奈那子」

俺はデッキチェアから立ち上がって慌てて二人の元に駆け寄った。

「ゆゆゆ、柚希さん!!?俺が寝てるのをいいコトに奈那子に何してんだ!!?」

「彼女…プールで泳いでいて足を攣らせて溺れかけていたんだ」

「奈那子が溺れかけた??」


柚希さんが先にプールから上がり、奈那子に手を差し伸べてプールサイドへと引き上げた。

柚希さんはTシャツにカーキの綿パン姿。

溺れかけの奈那子を見て、慌てて飛び込んだようだ。


「相馬先生、ありがとうございます」

「全く…俺が居なきゃ…本当に溺れていたかもしれないな。プールに入る時はちゃんと準備体操をしないと」

「はい」

奈那子は柚希さんに素直に謝る。


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