ダーリンは財閥

幸せの証

「俺の奥さんになってくれて有り難う愛」

とキスされた。

拓哉の舌が口に入った瞬間

『ピクッ』

と反応してしまった。

拓哉は

「沢山愛聞かせて」

と私の体を一つ一つ試すように愛してきた。

するといきなり私は拓哉見下ろす体勢に変えられた。

「愛キスして」

月明かりに照らされた拓哉の顔を見るだけで真っ赤になった。

「拓哉恥ずかしいよ」

そのまま拓哉は起き上がり股がった体勢で濃厚なキスを拓哉はしてきた。

裸の状態で恥ずかしくて仕方なかった。

只体は熱かった。

拓哉はお構いなしに攻めてきた。
『アンッ拓哉ぁ』

拓哉の息づかいもいつもより荒い息づかいしながら

「愛っ愛」

の言葉に私は溺れた。

しばらくして一緒にはてた。

腕枕しながら

「愛に初めてあったあの面接の時俺一目惚れしたんだ」

「えっ本当にっ」

「あー。
あの後追いかけたらトイレから出てくる愛がいて
慌てたけど
タイミングよくハンカチ落としたから話す口実出来た思った
けど呆気なく愛は去って行った。愛を採用したのは俺だ。
一目惚れしたから絶対手離したくなかった。
彼氏いるの知った時はマジに落ちた。
あの湖でキスした時にもう誰にも渡したくない思った。
だけど愛は隣にいるから本当毎日夢何じゃないかと不安何だよ。
絶対どこも行くなよ」

私は

「ずっと側にいる」

と抱き付いた。

拓哉は強く抱きしめてくれた。

「絶対もう離さないよ愛を」

私は何故か涙が出た。

拓哉は私の涙を口で優しくふいてくれた。

しばらく抱きあってそのまま眠ってしまった。

起きたのは深夜2時過ぎだった。
横で眠る拓哉の寝顔をずっと見ていた。

拓哉がうっすらと目をあけた

「ずっと起きてたのか」

「ううんっさっき起きてずっと拓哉の寝顔を見てた」

「愛おいで」

と又拓哉に抱きしめられた。

こんなに幸せでいいのかと思うくらい。

それから又拓哉の胸で眠りについた。

会社でも普段と変わらず皆とは仲良く出来てる。

上下関係ない職場は心地がいい。
右手首のブレスレットを見るとお母さんの顔が浮かんだ。

お母さんとデートしたいな。

そう思った私はお母さんにメールした。

『愛です。
ブレスレット素敵です
明後日日曜日二人で会いません か?
拓哉抜きでお母さんとデートし たくなりました。』

お母さんは

『まぁ嬉しい。
日曜日迎えに行くわ』

私は携帯を握りしめキスした。

日曜日の件は拓哉には内緒にした
日曜日拓哉が寝てる隙を見て私はお母さんの車に乗った。

お母さんの行きつけのお店に行くことになった。

「愛は甘いの好きなの」

「はいっ、大好きです」

「私も甘い物は大好きなのよ、
主人や拓哉は甘い物は苦手だからいつもこうしてたまに一人で立ち寄ってたの、
次からは愛誘うわね」

「はいお母さん喜んで」

本当に美味しいパフェだった。

それからお母さんとデパートに立ち寄りあっという間に時間は過ぎた。

マンションに帰ると拓哉は淋しそうな顔で

「何処行ってたんだよ起きたらいないからマジに焦った」

「拓哉ゴメンネお母さんとデートしてきたの」

「えっ母さんとデート」

「うん。
ブレスレット本当嬉しかったから何かお礼したかったの」

「そうだったんだな(笑)
マジに焦ったわ(笑)
母さん喜んだのか」

「うんっ!
パフェ食べてデパートで洋服買ってもらっちゃった」

私は買ってもらった洋服を拓哉に見せた。

「メチャクチャセクシーだな(笑)
愛に似合うよ絶対」

「お母さんが選んでくれたの」

「愛着てみてよ」

「えー今からぁ」

「見たい愛のその洋服着てる姿」
私は拓哉に後ろ向いてもらい着替えた。

「拓哉いいよ」

拓哉は私を見るなり抱きしめた。
「凄く似合ってるよ愛」

拓哉はそのまま私を抱き抱えて、
寝室に連れていきベッドに寝かせた。

「スゲー抱きたい愛を」

「えっマジで拓哉無理無理っ!」
拓哉はお構いなしに攻めてきた。
私は抵抗するけど力には勝てない
結局拓哉のペースにどっぷりはまった。

< 53 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop