S-exchenge
そんな事を思いながら俺は窓の外に広がる景色に目をやる。


そこからは、校舎の間から中庭の一部と複雑な模様を刻む本校舎が一望できた。


「………ふぅん、いい眺めじゃん。」


机に当たって収まりの悪い足を投げ出しながら俺は呟く。


中庭の手前の道をレオタード姿の女子達がどこかへ向かっている姿もなかなか良い景色だし。


んー。


あんまり乗り気で来た訳じゃねえけど、この学校も悪くはないかもな。


さっさと不適応だと烙印をもらうつもりだった筈なのに、俺はそんな気分になってしまっていた。
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