※クールな彼の笑顔にご注意下さい







どうしよう・・・




なんで・・・




どうして・・・





私の頭はそんな言葉で一杯になった






仁美と夏音ちゃんには先に行ってて貰い





帰りのHRを出席せず、放課後になってからも探したけど見当たらない私の宝物







このまま見つからなかったらどうしようという不安と





首元から外してしまった後悔で





涙が溢れ出た






「どうして・・・




・・・どうして何処にもないの・・・」






帰宅部の皆が帰って校舎に残ってるのは部活に所属してる人だけであろうという時間になっても見つからず




流石に気力を失いかけたあたしは一度教室へと戻ることにした







「はぁ・・・」






静かな廊下に私のため息が響かず消える






神田くんに・・・なんて言おう・・・






ううん。合わせる顔がないよ・・・





初めて・・・





大好きな神田くんに初めて貰ったプレゼントなのに・・・







ネックレスが首元にないだけで




あのクリスマスの日が夢のように思えてくる




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