虹色の騎士団
「香澄は、日向が襲われた時、同じ家の中にいたからね…。
一番、責任を感じてるんだよ…。」
「そんな…!!」
オレは、勢いよく上半身をベットから起こした。
「だって、兄貴が助けてくれなかったら…!」
「そうだね…。」
微笑みながら、ゆっくりとオレの頭を撫でる。
あの時、
兄貴がいなかったら…。
オレは…
多分…。
いや絶対、生きてなかったと思う。
それなのに、兄貴は…。
そう言えば…。
家の中にいるはずなのに、
今日、兄貴の顔を一度も見てない事に、今更ながら気付く。
一番、責任を感じてるんだよ…。」
「そんな…!!」
オレは、勢いよく上半身をベットから起こした。
「だって、兄貴が助けてくれなかったら…!」
「そうだね…。」
微笑みながら、ゆっくりとオレの頭を撫でる。
あの時、
兄貴がいなかったら…。
オレは…
多分…。
いや絶対、生きてなかったと思う。
それなのに、兄貴は…。
そう言えば…。
家の中にいるはずなのに、
今日、兄貴の顔を一度も見てない事に、今更ながら気付く。