虹色の騎士団
一気に説明しながら、
スタッフの女の人が小さな腕時計みたいな物を見せてくれる。

腕時計は、この迷路のシンボルを象ってあるらしく、複雑な形をしている…。

「それ、面白そう!」

オレが答えると、兄貴は
笑いかけながらタイムアタックコースを選択してくれた。

「それでは、お客様の方でグループ分けされますか??

こちらで、ランダムに分けさせて頂く事も出来ますよ!」

「どうしますか?」

凛が訪ねてくる。

「運命に組分けを託すっていうのも面白いんじゃないかな?」

真宵の言葉に、皆乗り気になり、

『負けたら強制コスプレキャッスル行き』

というルールまで決定した。

コスプレキャッスルってのは、その名の通り大きなお城の中、全てが仮装出来る場所になってて、

色んな服に着替えて、お城の中のアトラクションで遊んだり、凝った写真なんかを撮ってもらったりも出来る。

勿論、今のままの服装でも中で遊べるし、

そうでないと、逆に今のオレ達にとって『勝者』と『敗者』の違いを作る事が出来なくなるってもんだ!

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