虹色の騎士団
朝の滝には、いつもはオレと狐矢太しか居ないのに。

今朝は珍しく先客が居た。

冷たい水の中に腰まで浸かり、裸の上半身に滝の水飛沫を浴びて…。

いつもは上の方で軽く縛っている髪を下ろし、

朝の柔らかい光の中、

金髪を、より綺麗にキラキラと輝かせてる…。

「未来。」

声をかけると、濡れた前髪をかき上げながら、オレの方を見て笑う。

…なんか…いつもの未来じゃないみたいだ…。

「あれー?
日向、どうしたのー??」

「オレは朝の散歩兼、軽ーいジョギング中。未来は??」

「ぼくも毎朝運動してからー、

ここに来て水浴びするのが癖になっちゃってさー。」

そう言うと、本当に気持ち良さそうに、滝に手を入れて身体に水を跳ねさせる。

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