虹色の騎士団
「中で叔父が、先生と香澄を待っているよ。

先ずは、お茶でも飲んで
長旅の疲れを癒してもらいたい…なんて具合に張り切っていたから、

良かったら相手をしてあげて。」

「日向君は、どうします?」

「オレ、こいつと軽く走ってくる!」

朝顔の世話と共に、狐矢太とのジョギングも、オレの朝の楽しみの1つだ。

「行くぞ!狐矢太!」

森を目指して、走り出す。

「転ばないように、気を付けて下さいねー!」

兄貴の声に軽く手を振って答え、森の中に入っていった。


…朝の滝は、冷たすぎて足なんか浸せないんだけど、

朝日を浴びて、昼間とはまた違った感じがする。

森の中をぐるっ!と巡って滝まで行って、
しばらく休んでから、またぐるっ!と引き返す。

それが、オレみたいな『にわかランナー』には、丁度いい距離。


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