虹色の騎士団
「…もーいーだろ…!」

立ち上がろうとしても、
未来の力に敵う訳なくて……。

「だーめ、逃がさないよー…。で…?」

「……く、唇何回もくっ付けて…。
…それで、おしまい…だけど…。」

「…でもー。
日向、気持ち良かったんでしょ…?」

恥ずかしくて、真っ赤になりながら…小さく頷く。

「ふーん…。ずるいなー…

ぼくなんか最近、力の受け渡しだって日向としてないのに…。

ふーん…気持ち良かったんだー……ふーん…」

今度は、寂しそうな声で、拗ねてるみたいに『ふーん…』を繰り返す。

「…分かったよ!!

…い、一回…だけ…なら…」

その途端、下から手が伸びて来て顎を掴まれて…

未来の肩に頭を押し付けるような形で上を向かされる。

いきなりだったから驚いて口を開こうとした時…

未来の唇で、塞がれた…。

< 390 / 786 >

この作品をシェア

pagetop