虹色の騎士団
次第に信じられないものを見たような顔つきになり、呻くように呟く。
「まさか……。
ミライ・J・ブレア…?」
じぇいぶれあ…??
「……ふーん。
ぼくの事ー、知ってるんだー…」
左腕で頬杖を付きながら、無表情で未来が答える。
「ししし知ってるも何もっ!!!
ロベルト・ブレアの息子さんじゃありませんかっ!!
自分!映画の中の未来さんとロベルトさんのスタントに憧れて、
体を鍛えようって思ったんですっ!!!」
……………。
「「はあっ???」」
オレと凛は同時に叫んだ。
だって…!!
未来が映画でスタントっ???
そんなの初耳だったし…!!!