虹色の騎士団
「実は自分、そのDVDをお守り代わりに持ち歩いてるんです!!

良かったら、皆さん見ますかっ?!!」

そ、それは……!
見てみたい……!!!

見てみたい…けど……。

チラリ…と未来を見ると…

うわ…目が合った…
と、いうよりは最初からオレを見てたんだな、これは……。

「日向、見たいのー…?」

う……

「いーよ、見よう。
ただし………。」

「ただし…?」

「日向はー、
ぼくに抱っこされて見る事ー。

これが絶対条件。
これが駄目ならー無し。」

「そ、それは……。」

丁度その時、兄貴が談話室に入って来た。

< 471 / 786 >

この作品をシェア

pagetop