虹色の騎士団
「日向!!!」
少しだけ遅れて
凛と真宵がオレの所に走って来た。
「どうしたんだ!一体!!!」
「未来が倒れたって…
何があったの?!」
2人に詰め寄られて、オレはゆっくり話し出す。
「…オレにも良く分かんねーんだけど…
映画見てて…
気付いたら未来の様子がおかしくて………
気になって視聴覚室から出て行った未来を追いかけてきたら、
ここで倒れて………。」
「…画面の光の点滅で具合が悪くなったのか……それとも………」
真宵が真剣な顔で呟く。
「とにかく…
ここに居ても仕方ない…。
談話室で待とう…。」
本当は未来の部屋に行きたい…
あんな未来初めて見たし、凄く心配だし…。
だけどオレ達まで部屋に押しかけた所で、
邪魔になるだけなのも分かっていた…。
だからオレ達は凛の提案通り、談話室に行く事にした。
「誠さんにも知らせた方がいいんじゃないか?」
凛がそう言うと、真宵は軽く親指を噛む。
「俺もそうしたいけれど……。
叔父は今日は私用で遠くに居るし……
とにかく原因が分かってから式を飛ばすよ。」