虹色の騎士団
「ん………」

未来が少し顔を動かしたら、
髪の毛が頬っぺたにサラサラ…って落ちてきた。

…これはちょっと邪魔なんじゃないか?

頬っぺ、痒くなるだろうし……。

右手で、そっ…と未来の顔にかかった髪の毛を脇に払った時…

未来が目を開けた。

「………。」

「ご、ごめん…!起こす気は……。」

「……日向のえっち……」

ぽやん…とした顔で、軽く笑う。

「いや…!別に…オレは!!」

「……今、何時…?」

聞かれて、掛け時計の方に振り返る。

「えっと…8時ちょい過ぎ。」

「…うわー…そんなに寝てたんだー…。

彼方の薬、効き過ぎだよ……」

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