虹色の騎士団
振り返ると未来がオレを、じっ…と見つめていた。

「な、なんだよ…。」

「あーあ……。
その顔だと、ぼくのウィークポイント…
バレちゃった後だよねー……。」

右腕を布団から出して、目の上を横切るようにして置く。

「……5年も経ったんだから、もー大丈夫かと思ってたのになー……。」

未来の腕が小さく震えていた…。

オレは安心させるつもりで、震える腕に手を置いた。

「……はは……。駄目だね……一回思い出しちゃうと………

彼方の薬飲まないと…
眠れそうにないや…。

…はー情けないなぁ…」

「情けなくなんかねーって。

…それだけ、嫌な思い出なんだろ??」

< 491 / 786 >

この作品をシェア

pagetop