虹色の騎士団
ぼーっ…と見ていたら話終わったらしく、
未来が1人で帰って来た。

「お待たせー♪

カイリ位ならー、
様子見ながら一緒に砂場で遊ぶと喜ぶってさー。」

「………。」

「日向ー?」

目の前でヒラヒラ手を振られ、ようやく口を開く。

「お前、凄いな…。

オレ、あんな風に女の人の集団に囲まれたら、
逃げたくなる…。多分。」

「あれー?
日向はーぼくが元、何の仕事やってたかー
忘れちゃったのー?」

「覚えてるけど…。」

カイリと砂の山を作りながら、思わず溜め息をつく。

「…日向はー、ぼくみたいにならなくていーの。」

頭を撫でられる。

「適材適所ーって言うでしょー?

…大体ぼくみたいな人間がー、
世間で何て呼ばれるか知ってる?」

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