虹色の騎士団
本当はその場で、全部ちゃんと聞きたかったんだけど…

勇武が皆にもキチンと話したいって言うので、
オレ達はとりあえず家に帰る事にした。

しかし家を出る前は、
カイリみたいに素直にストレートに勇武に事情を聞いて見よう…なんて思ってたのに。


結局オレって、
計画的に何かをやろうとすると、大概失敗してるような…。

正直、思ってたようにはいかなかったけど、

まあ…逆に『行き当たりばったり』結果オーライ…ってやつなのか…?


再びリビングに戻って来て、兄貴がお茶を淹れてくれて…。

全員の視線が集中する中、とうとう勇武が口を開いた。

「あの…、
皆さんとは素の自分でお付き合いしたいと思って…

あえて隠してたんですが……

実は自分……。

昔は、この街の外れにある高校に通ってたんです…。」

「……は?」

どんな話かと思えば…

オレは一瞬拍子抜けしてしまった。

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