虹色の騎士団
「何でそれを隠さなきゃならないんだよ?」
オレがそう言うと、
いきなり後ろから凛の手が伸びて来て、口を塞がれてしまった。
…黙ってろって事か。
勇武は溜め息を一つつくと、
思いきったように一気に話し出す。
「…中学の時は校則も厳しかったし、
身体を鍛えるだけである程度は満足してたんで、
自分は…普通の人間だったんです。
いや…
むしろ今と変わらず気が弱い方だったんで、
目立たない生徒だったっていうか…。
それで高校入学の時、
ようやく
憧れていたこの外見に変える事が出来て…」
そう言いながら、勇武は自分の髪やピアスを触る。
『外見』って、そこら返の事か…。
「最初は単純に嬉しかったんですけど…
段々、色々と目を付けられるようになり…
身体を鍛えてたのもあったし、
呼び出しを無視して逃げ続けるのにも限界があったもので…
諦めて片っ端から相手している内に…
いつの間にか…
自分は高校のラスボス的存在になっちゃってたんです…。」
ら、ラスボスって…。
つまり、『一番強い奴』って事か…。
「風紀の緩さだけで高校を選んだのもあり、
所謂…不良の巣窟みたいな所で…。
うかうかしてられない状況に、
いつの間にか『それっぽく』振る舞うようになってしまい…。
他人から思い切り嫌われる事も多く、
喧嘩なんかも、それはもう沢山してきました…。」
なんか…
馬鹿っぽい理由だなー…なんて思ってたら、周りもそうだったらしく、
何となく皆、呆れたような顔をしていた。
オレがそう言うと、
いきなり後ろから凛の手が伸びて来て、口を塞がれてしまった。
…黙ってろって事か。
勇武は溜め息を一つつくと、
思いきったように一気に話し出す。
「…中学の時は校則も厳しかったし、
身体を鍛えるだけである程度は満足してたんで、
自分は…普通の人間だったんです。
いや…
むしろ今と変わらず気が弱い方だったんで、
目立たない生徒だったっていうか…。
それで高校入学の時、
ようやく
憧れていたこの外見に変える事が出来て…」
そう言いながら、勇武は自分の髪やピアスを触る。
『外見』って、そこら返の事か…。
「最初は単純に嬉しかったんですけど…
段々、色々と目を付けられるようになり…
身体を鍛えてたのもあったし、
呼び出しを無視して逃げ続けるのにも限界があったもので…
諦めて片っ端から相手している内に…
いつの間にか…
自分は高校のラスボス的存在になっちゃってたんです…。」
ら、ラスボスって…。
つまり、『一番強い奴』って事か…。
「風紀の緩さだけで高校を選んだのもあり、
所謂…不良の巣窟みたいな所で…。
うかうかしてられない状況に、
いつの間にか『それっぽく』振る舞うようになってしまい…。
他人から思い切り嫌われる事も多く、
喧嘩なんかも、それはもう沢山してきました…。」
なんか…
馬鹿っぽい理由だなー…なんて思ってたら、周りもそうだったらしく、
何となく皆、呆れたような顔をしていた。