虹色の騎士団
「い、いや…
そんな守る守るって…

日常生活、そんなに不便があるとは…」

「虹の舞乙女を守護し、
お世話をするのが、

僕達、
騎士の勤めなんです。

日向君は
気にせず、今まで以上にお世話されちゃって下さい。」

「お、お世話とか…

そんな事言われてもさぁ…」


「つまり、こういう事だ…。」

彼方先生がオレを抱えあげ、

またしてもソファーに
ぽいっ!
っと投げられる。

「……足を見せろ。」

「はいっ………?」

「………。

足を見せろと言っている。」


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