冷たいあの人は、私の旦那様です。



「やっぱり…

同期と飲みに行くんじゃなかったんだ。」



「え…ゆ、有加?」



目の前にいたのは、
楽しそうに
お酒を飲んでいる男女2人。



そこにいたのは、
啓介と知らない女の人だった。



「…あ。」



あちらも私に気づいたようだ。



私は、何も言わずに、お店から出た。




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