真逆な双子と恋愛三角関係




「私…怖かったの。

私に双子の妹のリコがいるでしょ?
ほら、私リコと真逆だから。
女の子らしくないし友達もいないし。
それでいつも比べられてきて…

それが嫌だったんだけど、
秀、私に話しかけてくれたから
嬉しかったんだ。

でも秀が『リコちゃんはあんなに笑うのに』って言った時、やっぱり秀もリコみたいな子の方が好きなのかなって思って、秀もみんなと同じで私とリコを比べてるのかなって思って。

それなら秀に近づかなかったら比べられなくて済むじゃん?
秀も…リコのこと意識しないで済むかなって……
リコのこと、意識してほしくないから…


だから避けちゃったんだ……」




……って自分で言っといて

私なんか秀のこと好きって遠回しに言ってるみたいじゃん……


…って、秀のことが好き!?

いや、いやぁ〜……

それはないでしょ!


ないない……


顔がだんだん熱くなっていく。

湯気がでそう…



「なんで
リコちゃんのこと意識してほしくないの?」


「え?」


秀にそう聞かれて口をポカンと開けた。


なんでリコのこと意識してほしくないのかって…



そりゃ、

「秀のことがす…」


……え!?


私今、なんて言おうと思った!?



秀のことがす……!?


好きだから!?!?


だからないって!

それはないって!


ありえないって……







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