真逆な双子と恋愛三角関係
学校に着き、教室に入った途端
クラスの男子たちが私と秀を囲み出す。
え、なに?
男子はニヤニヤ笑って私たちを見つめる。
え、え?
なんなのこれ…
「お前らなんだよ。」
秀がそう言うと
1人の男子がわざとらしく咳き込む。
「なあ、お前らって付き合ってんの?」
…へっ!?
「は?なんのことだよ」
「だって朝、ラブラブ相合い傘して登校してきたじゃん。」
えっ、違う!
「それは私が傘忘れてきたから
入れてもらっただけ!」
私がそう言うと他の男子がまた
「へぇ〜、彼氏に?」
なんて、面白おかしく言うから
「違う!」
と言い張って男子を睨みつけた。
「俺らそんな関係じゃないし。
てか、友達?
いや、親友?なんちゃってな」
秀の反論にまたまた腰が抜けそうになる。
だから親友じゃないって!
「じゃあそこから進展したりしてねえの?」
誰かの質問に秀はコクッと頷き、
「だって友達…親友だからな」
と言った。
親友…
その言葉にズキっと胸が痛んだ。
なんでだろう。
親友という言葉が傷つく。
進展なしっていう言葉も傷つく。
なんでだろう…
胸がモヤモヤするのは……