Sweet Lover
「ついでに着替えを持ってこさせろよ」

「……平田先生に言えばー?」

響哉さんの当然のような命令口調に、佐伯先生は肩を竦める。

「梨音ちゃんにメール」

だから、どうしてそう一方的なのかしら。

「……はいはい」

結局佐伯先生も従っちゃうし。

私が口を開こうとすると、枕元に座っている響哉さんはふわりと頭を撫でてくれる。

「少し眠るといい。
 睡眠不足でぼーっとしてたんだろう?
 今夜からは、朝までずっと傍に居るから」


――いや、なんか発言が意味深になってきてますけど。
  ただ、別のベッドで一晩中寝ただけですよね、私たち。
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