甘い言葉で


「はぁ、なんか疲れました。」

ご飯を食べ終えて片付けを手伝い、バンガローまで戻ってきた。
あたしは重ねてある布団にダイブする。
サチと美幸はそれぞれ自分の時間を過ごしてます。


片付けをしているときもお姉さま方のイケメン狩りが怖かった.........
タローちゃんさんはソレを楽しんでいるかのようで。お姉さまを上手に使っておりました。


『俺、こっちの片付けだよね~』


『段取り上手って惚れる要素だよな』


『喉乾いたんだよね。これもらえる?』


『やっぱり女子は手際がいいねぇ~』


なんてね。
あの人、敵にしたくないです。人を使うのがとてもうまい。それに、回りをちゃんと見てるし相手をその気にされる話術がすごい。


「あゆみ、退いて。先に布団敷いておこうよ。肝試しが終わったら、さっさと寝たいでしょ?」


サチがあたしのおしりをぺチペチ叩く。
『ヒップアップ~』と、言いながら連打してます。
結構痛いですよ?
そんなあたし達を呆れた視線で見つめているのは美幸。


「シャワーを浴びる時間も限られてるし、時間は上手に使わないとね。」


美幸らしい身だしなみですね。
もうすでにタオルの準備完璧です。
まぁ確かに、シャワーは浴びたいですね。


「はい、布団敷いたらシャワーにいこう。ほら、あゆみ邪魔だってば。長女なのに変なところで末っ子気質がでるよね」


サチが呆れた顔しながらテキパキ動いてくれる。本当にありがたい。


「ちゃんと手伝いますよ~あたしもやるときはヤル子ですからね!」


「ほら、そっちのシーツの端ッコ持ってよね!」


「せーの、よっ」


ふざけ合いながらだけど、3人分の寝床確保!
さて、次はシャワータイム。
お姉さま方もそろそろ終わってるかな?


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